那覇市で広がる中古住宅×リノベーション|住宅ローンと金利の賢い選び方

那覇市内の新築マンション価格が高騰する中、好立地の中古物件を購入し、自分好みにリノベーションする「中古×リノベ」という選択肢がスタンダードになりつつあります。
しかし、多くの方が直面するのが「物件購入費用とリフォーム費用、ローンはどう組むのが正解?」という悩みです。
今回は、那覇市での住宅購入を成功させるために不可欠な、「中古リノベ専用の住宅ローンの組み方」と「金利の考え方」について解説します。
1. 那覇市で「中古×リノベ」が増えている理由
まずは市場背景を整理します。那覇市、特にモノレール沿線や新都心エリアの新築価格は依然として高水準です。一方で、沖縄は鉄筋コンクリート(RC)造の住宅が多く、築年数が経っても躯体(建物の骨組み)がしっかりしている物件が豊富です。
- 立地の良さ: 那覇中心部の便利なエリアはすでに建物があり、新築が出る余地が少ない。
- 資産価値: RC造は木造に比べて法定耐用年数が長く、銀行の担保評価が出やすい傾向にある。
このため、「立地を買って、中身を新品にする」という戦略が、那覇市においては非常に合理的なのです。
2. 住宅ローンの組み方:2つのパターン

リノベーションを前提とする場合、ローンの組み方は大きく分けて2つあります。ここでの選択が、総返済額に数百万円の差を生むこともあります。
パターンA:「一体型ローン」
物件購入費用とリノベーション費用を1本の住宅ローンとしてまとめて借りる方法です。
- メリット:
- 住宅ローンと同じ低い金利がリノベーション費用にも適用される。
- 返済期間を最長35年(年齢による)まで設定でき、月々の負担を抑えられる。
- 諸費用も一本化でき、審査や手続きが1回で済む。
- デメリット:
- 物件の引き渡し(決済)までに、リノベーションの見積もりを確定させる必要があるため、タイトなスケジュール調整が必要。
パターンB:「住宅ローン+リフォームローン」
物件は住宅ローン、工事費はリフォームローン(無担保ローンなど)で別々に借りる方法です。
- メリット:
- 物件購入後にゆっくりリノベーションプランを考えられる。
- デメリット:
- リフォームローンの金利は2%〜4%前後と高いケースが多い。
- リフォームローンの返済期間は最長10〜15年と短く、月々の返済負担が増加する。
結論: 資金計画を有利に進めるなら、圧倒的に「一体型ローン」が有利です。ただし、これを実現するには「物件探し」と「リノベーションのプランニング」を同時進行できるパートナー選びが重要になります。
3. 金利の選び方:変動か固定か?

沖縄県内の金融機関(琉球銀行、沖縄銀行、沖縄海邦銀行、JAおきなわ等)や、ネット銀行を選ぶ際、最大の悩みどころは金利タイプです。
変動金利(現在は圧倒的多数派)
- 特徴: 市場動向に合わせて半年ごとに金利が見直される。
- 金利水準: 0.3%〜0.8%程度(ネット銀行含む・審査による)。
- 向いている人:
- 借入額に対して手元資金に余裕がある人。
- 金利上昇リスクを理解し、将来繰り上げ返済ができる人。
- 那覇市の物件など、将来売却もしやすい資産を持つ人。
固定金利(フラット35など)
- 特徴: 借り入れ期間中の金利が変わらない。
- 金利水準: 1.8%〜2.0%前後(フラット35の場合)。
- 向いている人:
- 今後、子供の教育費などで支出が増える予定があり、返済額を確定させたい人。
- 金利上昇のニュースに一喜一憂したくない人。
沖縄の特記事項:
中古物件の場合、フラット35を利用するには「適合証明書」の取得が必要です。那覇市の古いマンションや戸建てでは、この基準を満たすための改修工事が必要になるケースもあるため、事前の確認が必要です。
4. シミュレーション:金利差でどれだけ変わる?
那覇市で3,500万円(物件2,500万+リノベ1,000万)を借り入れた場合の比較です。(期間35年、元利均等返済の場合)
| 項目 | 一体型(変動金利 0.6%) | 住宅0.6% + リフォーム3.0%※ |
| 月々の返済額 | 約92,400円 | 約137,000円 |
| 総支払利息 | 約380万円 | 約620万円 |
| 差額 | – | 約240万円損をする可能性 |
※別撮りの場合:2,500万を35年(0.6%)、1,000万を15年(3.0%)で計算した概算。最初の15年間は負担が非常に重くなります。
5. 那覇市で中古リノベをする際の注意点
①「担保評価」の壁
リノベーション費用まで含めて借りたい場合、銀行は「物件の価値+リノベ後の価値」を審査します。那覇市の人気エリアであれば評価は出やすいですが、築古すぎる物件(旧耐震基準など)は、希望額まで借りられない「減額回答」になるリスクがあります。
② スケジュール管理
一体型ローンを使うには、物件の売買契約から引き渡しまでの短い期間(通常1ヶ月〜1.5ヶ月)の間に、リノベーションの工事請負契約を結ぶ必要があります。
「物件を決めてからリノベ業者を探す」のでは間に合いません。 物件内覧の段階からリノベ業者が同行してくれるサービスを利用するのが成功の鍵です。
まとめ

那覇市での「中古を買ってリノベーション」は、理想の住まいを合理的な価格で手に入れる賢い選択です。しかし、住宅ローンの組み方一つで、数百万円単位の損得が生まれます。
成功のためには、「物件探し」と「リノベーション費用」をセットで考え、有利な条件で借り入れを行うことが重要です。
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